Projecta/MARIE/Opinion -MARIEに関する考え方

MARIEの開発のきっかけは,2003年冬にファイル共有ソフトのユーザーが逮捕されたという
ニュースが流れて話題になったときに,メンバーの中で話がでたことです.
Winnyについては,技術的な内容の殆どが非公開とされていましたが,
内部でどのようなことをやっているのか気になり,しばらくWinnyの解析をしていました.
そのうちP2Pを利用している点や技術的におもしろい部分があることが分かり
そして,Winnyの暗号などの問題点が分かってきて,
それなら自分たちでも何か作ってみようということになりました.

MARIEは分散ストレージとして開発を始めましたが,
ファイルが共有できる最低限の機能だけで公開したのが今回のMARIEです.
今後,電子署名やディレクトリ構造など,単なるファイル共有ソフトではない
仕組みを取り入れていき,コンテンツの提供者がオリジナルの作品などを
公開しやすい環境作りに取り組んでいく予定です.`

MARIEは自作コンテンツの配布やオープンソースウエアの拡散への利用などを想定していますが,
ソフトウェアの使い方は利用者に一存されます,
多くの方が指摘されるようにソフトウェアの性質上,著作権侵害につながる危険性も考えられます.
ただ,Winnyを例にした場合,winnyでは共有した全てのファイルが
ネットワークを利用する全員に無条件で共有されてしまい,
著作権を侵害しない使い方をしようとしても中継機能によって利用者達は
強制的に著作権侵害に加担してしまっていました.
その点について,MARIEでは,ジャンルごとに分離したネットワークを形成できますので,
意図しない著作権侵害への加担はwinnyに比べれば格段に減ると思います.
我々はMARIEで色々な使い方をしてもらうことを望んでいますが,
著作権を侵害することを望んでいるわけではありません.
我々としては著作権を侵害している人に,法律を犯すというリスクを負ってまで,
本当にそれを手に入れたいのかを考えてもらいたいです.

MARIEが著作権の侵害に使われる可能性は我々も危惧していることの一つです.
Winnyと同じ様な道を歩むようになれば,サークルとしての活動である以上,
最悪の場合,開発中止を考えなければならない思います.
そうならないためには,ユーザーに呼びかけたり,
オリジナルのコンテンツの共有を促す環境作りに取り組んでいきます.

kstm.org Project-MARIE-スタッフ一同

Projects/MARIE

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Last-modified: 2015-09-22 (火) 16:10:19 (1339d)